旅日記 and 写真

2011/09/29~30 名水の里白州と昇仙峡

 中学の同級生が5年前に韮崎に引っ越しました。桃の花咲く頃は、とてもきれいだから遊びにおいでと誘われていたけど延び延びになってしまい紅葉の時期には早いが同級生の家を尋ねました。韮崎I.Cから5分JR韮崎駅まで徒歩15分余りというとても便利な場所にあります。テラスに出ると正面に富士山、右に視線を移すと甲斐駒駒ヶ岳そして家の横を流れる塩川の上流には、八ヶ岳が望める絶好のロケーションです。

 彼女の案内で「シャトレーゼ白州工場」へ

事前に工場見学の旨を電話で確認したところ「10時からです」と云われたので、行ってみると「今日は見学はお休みです」の張り紙があり、守衛さんに「電話で見学できますと聞いてきたんですが」と伝え、守衛さんが確認したところ電話対応した人が、間違えて「見学できる」と応対したので、「こちらの不手際なので見学してください」と丁重な対応でした。35,000坪の敷地の中に工場が整然とあり、ガイドさんと一緒に工場内を見学しました。バータイプのアイスがオートメーションで箱詰めされ1日36万本生産能力があるとの事です。見学後お決まりの試食(アイスの食べ放題)です。見学は私たち3人なのでゆっくり2本も頂きました。ガイドさん曰く「夏休みの時期は、この広い試食エリアは大勢の見学者で大混雑しました。」との事でした。

 次は、サントリー白州蒸留所です。

周囲25万坪の森の中にあり、バスに乗り仕込み、発酵、蒸留、熟成と工程順に見学しました。静寂の中原酒は10年20年と樽の中で熟成されます。ウイスキーの芳醇な香りの中での見学は、気分もリラックスできます。お決まりの試飲室へ行きドライバーの私は「なっちゃん」のジュースで我慢しました。運転しない見学者は「白州12年」のソーダで割りを美味しそうに飲んでいました。蒸留所のある北杜市白州町は、八ヶ岳と甲斐駒ケ岳のすそ野にあり、名水百選にも選ばれたところです。

 彼女が、私たちに見せたい景色があるというので「登美の丘ワイナリー」へ

ここは、サントリーのワイン工場でぶどう畑の丘の上にあります。丘の上からの景色は甲府の街が眼下に、正面には富士山が見え、彼女の言うとおり素晴らしい眺めでした。

 

 翌日は、甲府に来たら「武田信玄公のお参りでしょう」って云うことで武田神社へ。信虎・信玄・勝頼の三代が60年余りにわたっての居住跡に大正8年社殿が竣工されました。さすが戦国武将が祭られているだけあって威厳と風格がありました。

 昇仙峡は見ごたえのある渓谷美でした。紅葉の時期は、もっときれいだろうなと思いながら渓谷を散策しました。

上流にある板敷渓谷の大滝へ行く途中に、石積みの(ロックフィルダム)荒川ダムが現れダム湖の能泉湖を過ぎ板敷渓谷入り口着き、大滝へ行こうとしたら、先日来の台風や大雨で簡易の橋が流されて進入禁止になっていました。滝フェチの私は、大滝が見られなかったのが「ざんねん!!!」です。

 帰りに寄った「やまと天目温泉」は、ペーハーが10.3という日本一の高アルカリ性温泉で、お肌つるつるになりました。

 

走行距離518kmでした。よく走ってくれた「ワゴンR」に感謝です。

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