旅日記 and 写真

2011/11/25 秋の秩父路

 テレビで長瀞の紅葉が見ごろと知り、秋の秩父路へドライブしてきました。まだ子供たちが小さかった頃長瀞のキャンプに行ったとき、お店の「ちちぶ牛乳」ののぼりをみて次男坊が「ささぶ、ささぶ」と声を出して読んでたことをなつかしく思い出します。 国道140号線長瀞駅前の交差点を右折して、寶登山神社へ・・・

歳のせいか、最近神社仏閣めぐりが多くなってきました。境内の雰囲気感じ、建築を見て、そして歴史を感じる事の楽しさが分かってきました。本殿の彫刻が素晴らしいく色彩も鮮やかで見ごたえがありました。早い時間だったので人が少なくゆっくり見学できました。神社に車を置いて長瀞の岩畳へ歩いていきました。この辺は、駐車料金1日500円ですが、貧乏旅行の私たちにとって、500円は大金です。ほとんどの神社は参拝者の駐車場が無料なのでよく利用します。節約した500円で帰りに柿を一袋買いました。荒川の緩い川の流れ(瀞)と川面の青と空の青さが秋を感じさせる景色でした。15分ぐらい歩いた上流にある「月の石もみじ公園」へ・・・ここは、27日までライトアップをするだけあって、たくさんのもみじが赤く色づいてきれいでした。

秩父札所34番 日沢山水潜寺は秩父三十四霊場の結願寺になります。観音堂内を飾る極彩色の見事な彫刻と天井絵も素晴らしいものがあります。境内も苔むしていい雰囲気のお寺さんです。秩父華厳の滝へ・・・ここは、日光の華厳の滝に似ているのでこの名前が付いたとの事です。紅葉と滝の白さと滝壺の澄んだ冷たい水と身近に滝の良さが感じられました。日帰り温泉「満願の湯」に寄り、眼下を流れる渓流のせせらぎと対岸の満願滝を眺めながら入る露天風呂は、満足でした。12月3日に秩父夜祭を控えた秩父神社へ・・・秋の夕日に黄金に輝いているご神木の大銀杏が目に飛び込んできた。境内には、秩父宮家ゆかり神社なので秩父宮両殿下お手植えの銀杏があり、本殿の四方の外壁には左甚五郎作の「つなぎの龍」「子育ての虎」など極彩色に彩られた彫刻があり見ごたえがありました。

 

走行距離 300km 我が愛車ワゴンR お疲れ様でした。

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