旅日記 and 写真

2011/10/11~15 草津・志賀高原 紅葉めぐり

episode 1 尻焼温泉 10/12

9月に来たときは、台風の影響で川が増水して入れなくて、川岸にある共同浴場で我慢した。共同浴場もいい湯でしたが、やっぱり川の温泉に入りたくて来てしまった。長笹沢川の川底から温泉が湧き出して、上下に堰をつくりお湯がたまるようになっている。川の流れはチョロチョロなので湧き出る温泉と川の水が混ざり、湯の温度ちょうど良く広い川を移動すると所々で熱い温泉が湧き出ているのが分かる。一か月前とは周りの景色も変わり紅葉も進んだ広い川のお湯につかり大満足でした。

episode 2 熊騒動

キャンプ場にはすでに先客のテントが張ってありました。私たちは水はけのよさそうな平らなところを選んで設営しました。この時期は、日が暮れるのが早いので4時過ぎには、夕食の用意を始まます。やっぱキャンプの食事は定番の飯盒炊飯で、BBQです。食事も終わり焚火を始めたころ隣のキャンパーが来て「いま熊の鳴き声を聞いたので注意したほうがよい」と知らせてきた。管理人さんは「ログハウスに避難してもいいです」といいその隣人は、寝袋を持って避難しました。そういえば、このキャンプ場に入る道筋に「熊出没注意 母親は特に狂暴です」の注意書きが、数か所ありました。しかし私たちは、避難せず焚火を楽しみ寝る前にキャンプ場内にある温泉に入り身体を暖め寝袋の中へ・・・いつもは一日の疲れですぐ熟睡するのが、今夜はなかなか寝付かれない。なぜか聞き耳を立てて神経を集中してしまいます。頭の片隅に「熊」がこびりつき眠りについたのは夜中の1時を回っていましたが、無事夜明けを迎えられました。二日目の夜今度は、私が「ウォッ!ウォッ!」と20m先の暗い林の中から聞こえた気がしました。用心のためにラジオを小さな音量でかけっ放しにしてテーブルの上に置いて寝ましたが、昨日と同じに寝つきが悪かったです。翌朝鳴き声がした辺りに様子を見に行ったらまだ新しい動物のフンが見つかり、管理人さんに見てもらったら「間違いなく熊のフンです。今夜は、ログハウスに避難したほうがいいですよ」と言われ避難することにしました。熊の心配もなくぐっすり熟睡です。よーく考えると熊が出てきたのではなく、私たちが熊の縄張りに侵入したからだ。熊はどう思っているか解らないがうまく折り合いたいものです。

 

episode 3 志賀高原

この時期の志賀高原を初めて訪れました。山全体に白樺の紅葉が競い合いそれはそれは見事な景色でした。ビュースポットの「木戸池」「田の原湿原の草紅葉」カメラに収めたけど色が出ない!素晴らしい紅葉の色が出ない!人の目の性能に驚き感激し素晴らしい景色を堪能しました。

 

episode 4 石の湯ロッジ 10/14

いつもの旅行は、キャンプ場、ビジネスホテルなどを利用する貧乏旅行ですが、今日は志賀高原の「石の湯ロッジ」に宿泊です。夕食はコース料理、朝食も付いてます。カミさんは大喜びです。こんな贅沢ができるのは、先月40数年ぶりに再会したA君から無料宿泊券を2枚をプレゼントしてくれたおかげです。

部屋に入り窓の外を見ると、白樺林の紅葉が飛び込んできました。美味しい夕食を楽しみ暖炉の前でのんびりしていたら、オーナーさんが「ホタルがいます。」と庭にある池に案内してくれました。静かにしていると暗闇の中淡い光があちこちにひかりだしました。オーナーさん曰く「こっちの水はあーまいぞ」ではないが、この辺の沢の水温が高いので10月になってもホタルが活動できるらしい。何十年ぶりのホタルの光に感動です。今夜は10匹位でしたが、7月8月には200~300匹のホタルの乱舞が見られます。ここのホタルは、2008年3月に国の天然記念物に指定されました。オーナーさんはじめスタッフの方々のフレンドリーな接客サービスに大満足です。今度は、新緑の頃に訪れようと思います。

 

走行距離 660km でした。

駐車場で切り返しの時岩に気が付かず前バンパーをコスってしまいました。

わが愛車ワゴンR ゴメンナサイ・・・

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